英日対訳ミュージシャンの本

ミュージシャンの書いた本を英日対訳で見てゆきます。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「マルサリス・オン・ミュージック」を読む 第15回

第15回:鑑賞の手引き (152ページ) 第3章:スーザからサッチモへ:吹奏楽とジャズバンド ジョン・フィリップ・スーザの行進曲作品 95ページからの続き 1892年、スーザは海兵隊を退役しました。自身の吹奏楽団設立のためです。それから40年間、1932年3月6日…

「マルサリス・オン・ミュージック」を読む 第14回

第14回:鑑賞の手引き (146ページ) 第2章:聴きどころをのがさずに:形式について 古典交響曲 セルゲイ・プロコフィエフ作曲 71ページからの続き そしてプロコフィエフは、作曲と演奏旅行の両方の生活が始まったのです。その第一歩に選んだのが、初めての…

「マルサリス・オン・ミュージックを読む」第13回

第13回:鑑賞の手引き (141ページ) 第1章 思わず足踏みをするのはなぜだろう:リズムについて 「くるみ割り人形」組曲 ピョートル・イリイッチ・チャイコフスキー作曲 デューク・エリントン、ビリー・ストレイホーン編曲 チャイコフスキーが「くるみ割り人…

「マルサリス・オン・ミュージックを読む」第12回

第12回:第3章 スーザからサッチモへ:吹奏楽とジャズバンド (103ページ) インプロバイゼーション ラグ、ラグタイム、そしてスーザが確立した吹奏楽の演奏スタイルは、全て、大体1895年ころにニューオーリンズで出会い、そこで今日言う処の、ジャズを形作…